プリザーブドフラワーのつくり方
プリザーブドフラワーのつくり方をご紹介していきます。
贈り物、自由研究などにおすすめ!初心者の方にでもつくれるように解説していきます。
準備するもの
はじめに、準備するものをご紹介していきます。
花材
花材は、生花を使用します。初心者さんにはバラがおすすめ!
使用する生花の選ぶポイントは3つ。
元気で新鮮なお花を選ぶ
お花を一度、脱水させ新たに加工液を吸い上げる力を最大限引き出すためです。
満開ではなく6〜7分咲きのお花を選ぶ
染色や加工液を全体的にいき渡せるためです。
大きいお花は難易度が高い
他にも、花びらが薄いもの、散りやすいもの、球根植物はできません。
- 桜
- 菊
- ガーベラ
- コスモス
- スイトピー
店員さんに花びらがしっかりとした散りにくいお花を聞いてみるのも良いですね!
加工液【脱水、脱色液】
脱水、脱色液はプリザーブドフラワー作成専用があります。
染色液
お花に色付けをするときに使用します。
密封容器
密封できるものであればなんでもOK
100円ショップでも購入可能なタッパーがおすすめです。
あると便利グッツ 4点
つくり方
『水やり、カット』『脱水、脱色』『染色』『乾燥』の順番でつくり方をご説明します。
はじめにつくる時の注意点です。
- プリザーブドフラワーは繊細ですのでお取扱いには十分注意してください。
- 脱水・脱色の工程では、花びらが液に付かないようにしてください。
- 脱水・脱色の工程では、ゴム手袋を着用してください。
- お洋服に染液が付着しないよう注意してください。
水やり、カット
少しお花に元気がなくても新鮮なものであれば復活するのでご安心ください。
お花に水分が足りていない状態なのでお水を吸わせる作業をします。
- 茎を2~3cm程、残すように斜めにハサミでカットします。
- 茎をカットしたお花を浅めの花瓶にお水を入れて挿し30分ほど放置します。
脱水、脱色
お花の水分と色を抜きます。
気泡が入ると脱色の際にムラが出来てしまうため隙間ができないようにしてください。
密閉容器に脱水脱色液を入れ、お花の全体をしっかりと液に漬けます。
お花が浮いてしまう場合にはアルミ箔を落し蓋にしてくださいね!
容器のフタを密閉し、1日置いておきます。
染色・保存加工
加工液にインクを垂らしお花に色を付ける作業です。
脱水・脱色したお花の茎を、保存・染色液に挿し直射日光の当たらない場所に置きます。
お好みの色になるまで様子を見て下さい。
インクを入れるときには、色の濃さを数滴ごと確認してください!
- グリセリン:お水を2:1に割った加工液をつくります。
- お好みの着色料を①の加工液に数滴垂らします。
- 出来上がった液を電子レンジで35度まで温めたら保存・染色液の完成です。
乾燥
保存・染色液からお花を優しく割り箸で取ります。
お花についている液をお花が崩れないよう注意しながら拭き取り乾燥させます。
乾燥させる方法は、2つあります。
最短でも乾燥するまでに2日間かかります。
自然乾燥で乾かす
トレイの上にお花を置き、数日かけて乾かします。
このとき直射日光に当たらないように注意してください。
シリカゲルを入れて乾かす
密閉容器にシリカゲルを入れてお花を置き、蓋をして2日程置きます。
しっかりと乾かすことができたらプリザーブドフラワーの完成。
プリザーブドフラワーでアレンジメント作製
完成したプリザーブドフラワーを使ってアレンジメントに挑戦してみませんか?
アレンジメントはお花を生けるためのスポンジに挿して製作するものです。
茎が短い状態のままだとスポンジに挿すことができません。
そのため、花首にワイヤーを通して茎になる部分をつくります。
まとめ
初心者さんに向けたプリザーブドフラワーのつくり方をご紹介しました。
今回、準備するものが多くございましたが、プリザーブドフラワーをつくるためのキットなどもございます。
手作りプリザーブドフラワーを使って、アレンジメントの他にも写真立てやリースにするのもおすすめです。
オリジナルのプリザーブドフラワーを作ってみてくださいね!
今回の記事がみなさまの参考になったら嬉しいです。Thank you!!
早速プリザーブドフラワーをつくっていきましょう。