今回は桜・梅・桃の見分け方と花言葉、切り花の飾り方について。
と思ったことはありませんか?
それぞれ品種も多く冬〜春にかけて見ることができる3つのお花たちをご紹介していきます。
桜・梅・桃の見分け方は?
それぞれ特徴をご紹介していきます。
桜の特徴
開花時期:3月〜4月
出回り時期:12月〜4月
桜は野生種と交雑種の2種類に分けられています。
野生種は、原産地に自然のままに咲くお花のこと
交雑種は、人の手を加え桜同士から咲くお花のこと
梅の特徴
開花時期:1月〜3月
実がなる時期:6月
梅の種類は2つに分類することができます。
観賞用に育てられた梅を花梅
実を採るために育てられた梅を実梅
今回ご紹介するのは、花梅です。
花梅の中でも種類があり【野梅系・紅梅系・豊後系】の3つの系統に分けることができます。
その中でも野梅は有名な品種で、野生に近い存在とされています。
桃の特徴
開花時期:3月〜4月
出回り時期:2月〜3月
桃の種類は2つに分類することができます。
観賞用に育てられた桃を花桃
実を採るために育てられた桃を実桃
花桃の花は大きく、実物の花は小さい特徴があります。
今回ご紹介するのは、花桃です。
花桃の品種は主に【矢口・源平・菊桃・寒緋桃・関白・照手紅・照手白】の7種類。
花言葉・誕生花
桜・梅・桃の花言葉と誕生花をご紹介していきます。
花言葉
桜の花言葉は 精神美・優美な女性・純潔
桜は日本の国花です。美しく佇むその花姿を人の品格と重ね名付けられた花言葉です。
桜はフランスの花言葉で “Nem’oubliez pas” 私を忘れないでという意味を持ちます。
桜は門出の時期に見ることができることから
遠くに引っ越しても私を忘れないでほしい気持ちを表現しています。
誕生花
桜は4月21日生まれの誕生花です。
花言葉
梅の花言葉は 気品・忠実・忍耐・高潔
「松竹梅」おめでたいお花とされている縁起のよいものとされ
気品・高潔といった花言葉が名付けられました。
忠実は、漢学者だった菅原道真が自宅に梅を植えて大切にして育てていたそうです。
後に大宰府から地位を下げられたとき。
菅原道真を梅が慕い飛んでついたという“飛梅伝説”をもとに名付けられました。
誕生花
梅は1月3日、2月1日、2月7日、10月24日生まれの誕生花です。
白色の梅の花は、1月11日・ピンク色の梅の花は、2月2日です。
禅語の中で花びらが5枚あることは『梅花五福を開く』と言われ縁起のいい花とされてきました
5枚の花びらになぞられた“五福”の意味は?
- 【寿】寿命が長い
- 【徳】人徳がある
- 【富】裕福である
- 【無難】健康である
- 【天命】天命を似て人生をまっとうする
梅の花にはこのような素敵な意味が込められています!
花言葉
桃の花言葉は チャーミング・気立ての良さ・私はあなたのとりこ
雛人形を用いた女の子の成長と健康を祝う節句には、桃の花を使用します。
そこから桃の花というと女の子のお花と連想されることが多くチャーミングなどの
花言葉が名付けられました。
誕生花
桃は3月3日生まれの誕生花です。
切り花の生け方
出回り時期は、桜 12月頃〜4月 梅 12月頃 桃 2月中旬〜ひな祭りです。
枝先のお手入れ、花瓶にお水を入れる、長持ちのコツの順番にご紹介していきます。
花鋏・花瓶をご用意ください。
1. 枝先のお手入れ
枝の先端に切り込みを入れてお水を吸い上げやすくします。
まず、枝の先端を斜めに切ります。
斜めにカットした状態から更に真っ直ぐ十字に3cmを目安に切り込みを入れます。
桜・梅・桃の枝は硬いため切り込みを入れる際には怪我をしないようにお気をつけください。
2. 花瓶にお水を入れる
お花の種類によって花瓶に入れる水分量が変わります。
今回は、花瓶にお水を多めに入れてください。
枝の3分の1が浸かっていたらOKです。
長持ちするコツは?
最後に切り花を長持ちさせるコツについて。
涼しい場所に飾る、切り込みを入れる、水換えをする、延命材を入れるの順番でご紹介していきます。
- エアコンの風を当てない。
- 直射日光に当てない。
ツボミが傷んでしまったり、乾燥してしまうと、お花が咲かずに枯れる可能性があります。
前提として、桃の花は衝撃に弱いため扱いには十分注意して優しく丁寧に触ってください。
涼しい場所に飾る
温かい場所はツボミの成長を早めるため
ゆっくりと梅を楽しむには涼しい場所に飾ることをおすすめします。
切り込みを入れる
切り込みは毎日する必要はありません。
3〜4日に1度を目安に枝先に切り込みを入れてください。
水換えをする
お水が濁ってきたらすぐに水換えをする必要があります。
できる限り毎日水換えをすることをおすすめします。
お花はお水を吸い上げて自身を保っているため常に新鮮なお水をあげてください。
延命材を入れる
購入した段階、ツボミの状態で延命材を入れることをおすすめします。
花の色が綺麗につき、お水の透明感を持続させることができます。
梅と水仙・桃とチューリップ一緒に飾ると春をより感じることができておすすめ
まとめ
今回は、桜・梅・桃の見分け方についてご紹介しました。
桜や梅は種類が豊富で見応えがあります。
桃はほのかに香りがするチャーミングなお花です。
ご自宅に飾ってみたり、おしゃれな仏花としても使用できますよ。
今回の記事がみなさまの参考になったら嬉しいです。
Thank you!!
似たような見た目で違いが分かりにくいなぁ…