今回は、押し花について。
花瓶に生けていたお花もそろそろ捨てるころかな…でも捨てちゃうの勿体無いなぁと思うことがありますよね?
そんな思いを押し花で解決していきましょう。生花で楽しんだお花をそのまま押し花にして2度、楽しんでみませんか?
つくり方と押し花にした後のアレンジ方法をご紹介していきます。
押し花のつくり方
定番の押し花のつくり方で3つご紹介していきます。
今回つくるために使用したお花はかすみ草です。
用意するもの
- お花「つくりたいお花でOK!」初めにお花を押し花にしたい大きさにカットします。
- ハサミ
「花鋏だと良いですが、工作用のでもOK!」
- キッチンペーパー 2枚
- 新聞紙 2枚
- 輪ゴム
お花のカットは画像をご参考にしてみてください!
お花によって切る場所は異なります。かすみ草の場合、3つに分けることができました。
本に挟む
従来の方法では押し花をつくるといったらこの方法を想像される方が多いと思います。
本や辞書などの間にお花を挟んでつくります。
つくり方
- 押し花にしたい長さにお花をカットする
- 新聞紙を敷いてその上にキッチンペーパーを敷く
- お花を並べたその上にキッチンペーパー、新聞紙を重ねる。
- 本や辞書などの間に挟む。挟む際に空気が入らないようにする。
- 数日挟んだままにして完成!
電子レンジを使う
乾燥させるのには丁度いい!お花が焦げないように注意!
ダンボールは、電子レンジに入る大きさにカットしてください。
下にダンボールを敷いています。
つくり方
1. 押し花にしたい大きさにお花をカットする
2.ダンボールの上に、キッチンペーパーを1枚敷く
3.キッチンペーパーの上に、お花を乗せていく。お花同士が重ならないように!
4.キッチンペーパーをお花の上に被せて、ダンボールを重ねる
5.輪ゴムで段ボールを固定する
中で、お花が動かないように!
6.電子レンジ600wで40秒。加熱時間には注意が必要です。
長い時間加熱するとお花が焦げてしまう可能性があります。
7.重ねていたダンボール、キッチンペーパーを剥がしてお花を乾燥させたら完成!
しっかりお花の水分が飛んで押し花になりました!
アイロンを使う
重しに最適な方法です。少し花びらが大きいものでも大丈夫!
アイロンとアイロン台(分厚い本)をご準備ください。
注意 アイロンでの火傷に注意!
つくり方
1.押し花にしたい長さにお花をカットする
2.アイロン台の上にティッシュを敷いてお花を並べ、その上からティッシュを重ねる
3.低音に設定したアイロンを20秒ティッシュの上から当てる
アイロンを上から押さず、アイロンの重みだけで押し花にすることができます。
4.アイロンを放し、カタチの様子を見ながらお花を冷ます
5.もう1度アイロンを当てる
6.重ねていたティッシュを取って冷ましたら完成!
40秒間で良い感じに押し花になりましたが、押しが物足りない方は、冷ました後にプラス20秒あてると丁度いいと思います!
おすすめのお花 5選
次に、押し花にするのにおすすめのお花をご紹介していきます。
乾燥しにくいお花を選んでしまうと上手にお花が潰せなかったり、水分が抜けない場合があるため注意が必要です。
押し花に向いているお花
押し花に向いているお花は
「水分が少なく、花びらが薄いお花」です。
桜
【桜の花びら】花びらが薄く、押し花にしやすい。
押し花の定番花材!フォトフレームに1枚ずつ並べて桜の形をつくってみても可愛い!
切り花として楽しんだ後、花びらがシワシワになる前に摘み取って作成してください。
ビオラ
【パンジー ビオラ 花材セット20枚】 花びらが薄く、押し花にしやすい。
色が豊富!押し花にして可愛い手作りプレゼントにおすすめ。
かすみ草
【かすみ草のプリザーブドフラワー 詰め合わせ 4色】小花で乾燥させやすい。
初心者さんにおすすめの花材。定番で、季節問わず手に入れやすくつくりやすいです。
バラ
【本数・色が選べる】花びらが薄くつくりやすい。花びらがしっかりとしているため栞にしてみても形が崩れににくくおすすめ。
色が豊富で、オレンジや黄色は明るく元気な印象につくれる。赤やピンクは可愛らしくバラの定番カラー!
スターチス
【ドライフラワー スターチス・ハニーアプリ】乾燥させやすい!生花の段階で手触りがカサカサしているのが特徴です。
色は、白色・ピンク色・紫色などがあります。
押し花とは?
草花を重しの下に並べて押し、平たく乾燥させた素材を押し花と言います。
押し花のはじまりは、16世紀ごろと言われておりイタリアの生物学者が標本として押し花を作成していました。
19世紀英国のビクトリア女王も押し花を愛好し押し花を飾っていたと伝えられています。
押し花 アレンジ
完成した押し花を使ってアレンジしてみましょう!
今回は、100均でも購入できるアイテムを使って本の間に挟んで使うしおりとお部屋にも飾れるフォトフレームのつくり方をご紹介していきます。
100均アイテムを使ってつくる!
しおり
準備するもの
- 押し花
- 栞サイズの厚紙
- のり
あったらいいもの
- ラミネーター
つくり方
- 栞サイズの厚紙の上に押し花を並べる
- 配置が決まったらのりで押し花を貼る
お好みで、穴あけパンチで穴を開けて、紐やリボンを通しても可愛いく仕上がりますよ!
ラミネーターで、ラミネート加工をすると強度が増します。
ラミネート加工とは、表面に保護シートのようなものを被せるもので、お花が破れてしまったり、剥がれるのを防ぐことができます。
フォトフレーム
用意するもの
- 押し花
- フォトフレーム
- 工作用接着剤 ガラスにも使えるものかチェック!
つくり方
- フォトフレームの中に付属しているガラス板に押し花を並べ位置を決める。
- 接着剤を押し花の片面の一部分に付けて乾かし、フレームに差し込んだら完成!
よくある質問
まとめ
今回は、押し花のつくり方を3つご紹介しました。
つくり終わった押し花をしおりやフレームに入れて使うのもおすすめです。
ぜひ、試してみてくださいね。
今回の記事がみなさまのご参考になったら嬉しいです。
Thank you!!
お花をより楽しむ方法はないかな?