ハーバリウムはガラス瓶にお花と保存液を入れたもの。
保存液につけることによって、枯れないお花をご自身でつくることが可能です。
ハーバリウムキット
ご自身でお好きな花材や瓶をご用意するのが大変な方におすすめのハーバリウムキットです。
届いてからすぐに作ることができます。
ハーバリウムの作りの準備
準備するものを1つずつご説明します。
花材はお好きなものをご用意ください。
準備するもの
ガラス瓶
初心者の方にはスリムタイプの瓶がおすすめです。
花材
花材は乾燥しているお花を使用します。水分によって繁殖する、カビや細菌を防止するためです。
ドライフラワー
生花の上からシリカゲルをかけることによってお花を乾燥させます。
実際にご自身でもドライフラワーをつくってみたい方はこちらもご覧ください。
アーティフィシャルフラワー
人工素材などのビニールで作成されたお花です。
フェイクグリーン
人工素材などのビニールで作成された葉物です。
造花(フェイクグリーン)を使用する場合には、茎や葉っぱなどに針金が使用されていないものをお選びください。
針金はオイルに入れると油分に反応し酸化したり臭いを発生させます。
オイル
オイルは、シリコンタイプ・ミネラルタイプの2種類あります。
初心者さんは、粘度が高くお花が浮きにくいミネラルタイプがおすすめです。
シリコンタイプ
透明度が高く、お花をクリアに演出してくれます。
物質が粘着するのを防ぐ働きがあるため、お花の型が崩れにくい性質を持っています。
ミネラルオイル
粘度が高く、お花を素早く固める性質があります。
ミネラルオイルは別名で流動パラフィンとも呼ばれています。
ハサミとピンセット
花鋏を使用する事が好ましいですが、文具用の鋏でも問題ありません。
ピンセットはカットしたお花をガラス瓶に詰めていく時に使用するため、瓶の大きさに合わせてピンセットをお選びください。
つくり方
つくり方の工程は、4つ。
『瓶の消毒』『花材のカット』『花材を詰める』『オイルを入れる』
だけで簡単につくることができます。
瓶の消毒
沸騰したお湯に瓶を漬け込み5分間置いて熱湯消毒をします。
その後、しっかりと水滴を拭いてください。
瓶に付着している埃や水滴は劣化を早める原因に繋がります。
花材のカット
茎は瓶の中で斜めに立て掛かるくらいの大きさにカットすると綺麗に入ります。
枝分かれしている部分をカットして花材を小さくしていきます。
花材を詰める
正面にしたい位置にマスキングテープを貼るとバランスよく作ることができます。
オイルを入れたときにお花が浮かないようにするために底には大きめ・重い花材や錘を入れます。
錘におすすめの物は、ビー玉・貝殻・グリッターなど。
次に気をつけるのは、隙間をつくらないこと。
瓶を回しながら隙間がないか、バランスをみながら入れてくださいね
オイルを入れる
油ボトルにオイルを入れると溢さずに瓶に移すことができます。
瓶の内側に沿わせるようにオイルを少しずつ注いでください。
満杯に入れず、上部は少し余裕をもたせ空気を抜く時間をつくります。
空気が抜けてくると気泡が上がってきます。
最後にオイルを継ぎ足して蓋をして完成です。
6つのハーバリウムのお取り扱いについて注意点をご紹介していきます。
保存期間・処分方法
ハーバリウムの魅力と保存期間・処分方法をご説明します。
ハーバリウムとは?
ハーバリウムとは植物標本という意味です。
研究の中で植物の状態を長期保存する方法として生まれたのがきっかけ。
現代ではインテリアフラワーとして主流になりました。
その魅力とは?
ハーバリウムは、生花よりも長い期間楽しむことができます。
毎日の水やりが必要なく、そのまま飾って楽しむことができる。
飾るのにお花の知識がなくても良い。
少し単価は高いものの生花のように選ぶ必要がないためプレゼントとして贈りやすい。
保存期間
使用した花材にもよりますが6ヶ月〜1年が目安。
お花の色オイルの色が変色してきたら処分するようにしてください。
処分方法
空いた牛乳パックの中に詰めた新聞紙や布などにオイルを吸収させます。
一般の食用油と同じ方法で構いません。 可燃ゴミとして処分してください。
まとめ
今回は、ハーバリウムのつくり方についてご紹介しました。
お花は水替えや茎の先をカットしたりなどお手入れが必要ですがハーバリウムはお手入れ要らずで飾って置くことができます。
他にも、届いたらすぐにつくり始めることができる制作キットなどもご活用ください。
自分だけのハーバリウムをぜひつくってみてくださいね!
この記事がみなさまの参考になりましたら嬉しいです。Thank you!!
ハーバリウムってなに?